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2017年6月19日 ツアーで栂池に来ましたので、天狗原から先、吹雪大池あるいは白馬大池を目指したが雪があって全然ダメ、岩場の登りは6本歯のアイゼンでも危険と栂池ビジターセンターの係員にお知えられ、更に天狗原への登山口の雪の多さを見せられて諦めました。そういえば北アルプスの2500m峰の登山は7月の中旬、出来れば海の日以降が良いことをすっかり失念していたようです。それではということで栂池自然園の散策に切り替えましたが、ここでも雪が木道に積もっており、雪解けの始まった湿原には水芭蕉が芽吹いたばかりで、さすが2000mの高層湿原だと妙に感心したが、やはり登山の感が狂っているらしい。以前に秋ごろに来たときは、あまり高低差を感じた覚えはなく、ひたすら木道に沿って歩いた覚えしかなかった。しかしこの日は雪ばかりが積もった湿原を歩いてみるとわずかな高低差や少しの急登が大変な負担になり雪道のつらさを味わいました。しかし6月の梅雨の最中にしては青空が広がり、白馬岳はもちろん、遠く唐松、五竜、鹿島槍までの後立山連峰が澄み切った紺色の空にくっきりしたシルエットを見せていました。湿原展望台(2020m)からこのような景観を眺めていると、何か快感を感じました。歩程3時間30分約10km、高低差約150m
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