南アルプス仙丈岳ー塩見岳の縦走

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仙丈岳ー塩見岳の縦走トレース 仙丈岳ー塩見岳の縦走トレースmap 7月の3連休を利用して南アルプスの仙丈岳から塩見岳に抜ける縦走をしました。毎年この時期は山に行くことにしていますが、今年は南アルプスの縦走。キーワードは63歳の夏。テントと寝袋と炊事用具と水を入れた約20kg近い荷物を背負って、3000m峰越えはさすがにきつく、来年は方針を変更する気になりました。 第1日目の7月17日は新宿から高速バスで戸台口まで行き、その後シャトルバスに乗り換え北沢峠まで行き入山しました。例により集発前は縦走の辛さが思い出されいやいやながらの入山でしたが、この日は一気に仙丈小屋(2900m)まで夕方18:30に入りました。途中、戸台口から予約の電話をしましたので、ありがたいことに18時を過ぎても待っていてくれました。そして19時には消灯され就寝。翌18日、天気予報通りで、雨がしとしとで一面のガス、登って出来ないほどでは有りませんでしたが、縦走ですと歩いても面白くも無いので、この日は仙丈小屋で停滞にしました。
7月19日は予報通りに快晴になり、早朝の4時には出発し、まずは仙丈岳(3033m)に登頂しました。この日は梅雨明けが宣言され、08年は例年より幾分かは早い梅雨明けのようでした。仙丈岳山頂からは、いよいよ塩見岳への縦走の開始で、絶好の夏山シーズンになりました。
7月19日は仙丈岳(3033m)−大仙丈岳(2095m)−伊那荒倉岳(2517m)−独標(2499m)−横川岳(2478m)−野呂川越(両叉小屋への分岐)ー三峰山(2999m)ー三国平ー井川越ー熊ノ平小屋(泊)、歩程14時間、熊ノ平小屋に着いたときはさすがにほっとしました。このコースは三峰山のだらだらの約5時間の登りがきつく、荷の重さも有り堪えました。途中に独標がいくつもあり、名のついていない峰を一般に独標と言うのだと初めて知りました。一般には三角点も置かれていないようです。熊ノ平小屋は18時頃と遅く着いたのに親切に泊めてくれて、おいしくて冷たい水も湧いていて農鳥岳の眺めもよく気持ちの良い小屋でした。
翌7月20日も4時起きで4:30出発で塩見岳を目指しました。天気は快晴、日焼け留めクリームをたっぷり塗って、重い荷物を背負って出発しました。まったく荷物の軽い人が羨ましい。安部荒倉岳(2697m)−新蛇抜山(2667m)−北荒川岳(2698m)−北俣岳((2920m)−塩見岳東峰ー西峰(3047m)−塩見小屋(2766m)、塩見小屋に着いたのが14:30頃、宿泊を依頼するが予約の無い人は、大変な混雑のため臨時の別棟ですし沈めになるが良いかと聞かれ、小屋が小さく水のないこともあって、あまりの混雑振りなので、また翌日の歩程を考えて下の三伏峠小屋まで下ることにしました。再び権右衛門山(2682m)−本谷山(2658m)−三伏峠(2560m)ー三伏峠小屋、小屋に着いたのが18時を過ぎており宿泊を依頼するが、夕飯は作れないとの事でした。それなら寝るだけならとテント泊にしました。それからテントを設営し、残り物の食料を湯を沸かして夕食にしましたが、まったくハードで辛い一日でした。
翌7月21日は縦走の最終日、疲れてはいましたが、もう危険な箇所は無いので気楽に下山できました。9:25の島倉林道入口発のバスで松川ICまで行き、途中で予約電話し高速バスに乗ることが出来、中央道の渋滞も時間が比較的早かったせいか、それほどではなく17時頃には新宿に到着しました。
仙丈岳山頂にて。
クリックすると大仙丈岳からのムービーが動きます。
安部荒川岳にて。

三伏峠のテン場、青のテント。

塩見岳東峰にて。
仙丈岳の雷鳥。

塩見岳の黒ユリ。
熊ノ平小屋は冷たい水も湧いていて農鳥岳の眺めもよく気持ちの良い小屋でした。
木造、夏期のみ営業、 収容人数70名、 トイレあり、水場あり 南アルプスNET