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2016年6月11日 2familyと高齢者3人の11人のグループで尾瀬原に来ました。今年の尾瀬は水芭蕉は咲終わり白いはずの花弁は消え落ちていました。雪解け時期の可憐な水芭蕉の面影は何もありませんでした。かなり前に予約した元湯山荘のご主人の話では、今年の尾瀬は5月の連休の頃から雪解けが始まり5月10日頃から水芭蕉が咲き始め、5月16日ころが見頃にになりましたが5月17日に霜がついて、水芭蕉はほぼ全滅したそうです。尾瀬では80年ぶりの気候変動だったようです。いつもなら6月初めに綺麗に咲き始める水芭蕉は元湯山荘の界隈がとても多く、はるかな空の大きさと相まって美しい景観になっているのを何回も経験していましたが、今年は都合で一週間遅れましたが、それでも成長した水芭蕉は見えるだろうとの期待は、まったく泡と消え、そこにははるかで大きな空の下には夏の花の咲き終わった尾瀬ヶ原になっていました。何故か蛙の鳴き声とカッコーのこだまだけはこの時期に変わっていませんでした。 今回は2組に分けてあやめ平から尾瀬ヶ原の周回コースと尾瀬ヶ原コースで行ってきました。此の時期のあやめ平(1969m)はまだ残雪があり、彼方に望む臨む至仏三、景鶴山、ひうち岳に良く映えて、すばらしい景観をかもし出していました。、心地良く吹いてくる風、聞こえてくるカッコーの鳴き声、練習を始めたばかりらしい鶯、時鳥、交尾を始めようとしている蛙の鳴き声が心地よく聞こえます。この尾瀬のの自然に親しむために何時もこの時期には訪れるようにしています。この日は、賑わいの見晴から少し離れた元湯山荘泊まり、山旅の後の温泉に浸ることができました。翌日はいつもの水芭蕉、リュウキンカの咲き誇るコースで尾瀬ヶ原を横切り山の鼻から鳩待峠に戻りました。 |