あやめ平ー尾瀬ヶ原
2008年5月24日_____________________________ 2014年6月2日、2017年6月1日_________________________
2017年6月1日
例年の慣行通リに至仏山に登るつもりでしたが、何と至仏山は5/8〜6/末まで尾瀬の生態系保護のため登山禁止されており、同じルートになる笠岳も登山禁止になっていました。仕方ないのでアヤメ平(1970m)日帰りコースを選びました。しかしこのコースは例年より雪解けが遅れており、木道は雪に埋もれていて、雪解けの始まっている部分は濡れて滑りやすい、全面雪に覆われている斜面を歩くが溶けかかっているので陥没しやすく何回も登山靴を濡らす羽目になりました。歩きずらいことはなはだしく、挙句に曇り空から小雨が降り出しあわててアノラックを羽織って歩き続けました。ようやくたどりついたアヤメ平からの景観はなく、ただ枯れ果てた湿原が広がっているだけでした。何かと疲れのみが残った山行でした。
2014年6月2〜3日
あやめ平から尾瀬ヶ原の周回コースで、今年も尾瀬に行ってきました。此の時期はツーリストで募集した団体トレーカーが大勢やってきますので、人混みを避けて登ったあやめ平(1969m)はまだ残雪があり、彼方に望む臨む至仏三、景鶴山、ひうち岳に良く映えて、すばらしい景観をかもし出していました。、心地良く吹いてくる風、聞こえてくるカッコーの鳴き声、練習を始めたばかりらしい鶯、時鳥、交尾を始めようとしている蛙の鳴き声が心地よく聞こえます。この尾瀬のの自然に親しむために何時もこの時期には訪れるようにしています。この日は、賑わいの見晴から少し離れた元湯山荘泊まり、山旅の後の温泉に浸ることができました。翌日はいつもの水芭蕉、リュウキンカの咲き誇るコースで尾瀬ヶ原を横切り山の鼻から鳩待峠に戻りました。
2008年5月24日
夜行バスで雪の残る尾瀬に行きました。夜行バスは鳩待峠まで行ってくれるので、尾瀬のトレッキングにはすごく便利です。25人乗りの小型バスで24人が参加でほぼ満席で、夜行バスとしては小型で、隣にやはり一人トレッカー(男)でしたので居心地はよくなく、眠れたものではありませんでした。うつらうつらしていると朝5時10分頃に鳩待峠に着きました。尾瀬ヶ原は至仏三、景鶴山、ひうち岳、あやめ平に四方を囲まれている沼地でいくつもの池糖が散在しています。何せ広いので、心地良く吹いてくる風、聞こえてくるカッコーの鳴き声、せせらぎの流れの音、かわずの鳴き声が登山者を和ませてくれ、そして四方を山に囲まれた景観がすばらしい。あやめ平から入り富士見小屋を経由して尾瀬ヶ原を横切って山の鼻ビジターセンタから戻る約22kmのコースを約9時間かけて歩きました。まだ登山が解禁になったばかりの季節で、残雪が多くあり苦労を強いられはしましたが、ちょうど水芭蕉の開花の時期であり、のんびりした景観には満足できました。歩いている途中で、眠気に襲われ一時的に朦朧となりました。でも何とか頑張って14:50分には鳩待峠のバス停に戻れました。
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