甲武信岳_東沢渓谷
2012年8月 甲武信岳_________________ 2002年7月 東沢渓谷、甲武信岳______________________
2012年8月15日
第67回目の終戦記念日のラジオ放送を聞きながらの登山でしたが、この週は天気の状況が不安定で予報がよく変わりました。天候が安定しないので2日ほど停滞し、結局は遠出は止めて近場の甲武信岳に登ることにしました。朝方は晴れてており、予報でも晴天でしたが登り始めると雲の中で、湿気が多く岩肌が滑り易く、やがて雨になり、降ったり曇ったりなので分岐を過ぎた頃で雲の中を山頂を極めても景観は望めないことから、諦めて下山しました。何回目かのか甲武信岳でしたので、いつかまた登ればよいのです。下山途中から雨が激しくなり、傘ををさしながらの下山になりました。下山してみると裾野を少し離れると下界は晴れ渡り 真夏日が続いていました。どうやら山の辺りに雲が立ち込め雨模様になっていたようです。
2002年7月27日(土)晴:東沢渓谷―木賊山(2480m)―甲武信小屋、小屋泊まりのつもりがビバーク。行程12H
東沢渓谷渡渉口(12:30)−側路の終わり(11:30)―ビバーク開始(19:50)
東沢渓谷へのチャレンジは今回で4回目、だんだんと到達距離が延びているいるので、今回こそは今日中に小屋までたどり着くつもりで沢にはいる。猛暑日が続いていましたが、さて天気いいし、ナメの水は清らかで、渓谷も新緑が残っているしで気分爽快、西ノナメを過ぎた辺りで、pm1時に日向ぼっこをしながら暖まってしまったビールを飲んだが食欲はない、いつものことで山行にくると、登っている時には食べない習慣が身についているようだ。側を通り過ぎた2人組に「余裕ですね!!」と声をかけられる。沢音を聞きながら地図を見るとあと4:30はかかりそうであるが、まあなんとか小屋には着けるだろう。水温は25℃ぐらいか、気温は32℃、渡渉していても冷たくはなく心地良い。ズボン、パンツまで濡れているが着替えるほどではないがシャツだけは着替えるが、その時に蜂にさされる。刺し終えた後の満足感からか、動きの緩慢で太った蜂をその場で捕まえて懇ろにに弔ってやるが、虫されはを持っていないので、ひたすら我慢するしかないようだ。ここら辺にくると、自然の雄大さを直感する、高さは1450mとそれ程ではにが、先ほどのビールが少しはこたえたか、崖登りはきつく感じる。魚トメノ滝を過ぎた頃から、先ほどビールを飲んでいる時に声をかけられた2人の後を着いて行く。お2人は山岳会に入ってるベテランらしく、装備も充分、若さも充分、地図もしっかり見て沢の道無きところを見極めて登って行くのを、頼り甲斐ありとしてひたすらついて行く。両門ノ滝を過ぎた頃から道が分からなく、それからはひたすら尾根を目指して、藪を掻き分け、潅木を踏みつけて、上に登るだけになる。日は暮れて暗くなり、置いて行かれれば心細い。ひたすら、道が分かっているらしい若い2人を追いかける。夕暮れになったせいか薮蚊が無数の様にわき出てきて顔と言わず、鼻と言わず、耳の穴と言わず五月蝿くまとわりつく、息が上がり、膝はゆうことを効かなくなるが、とにかく頑張ってついて行くしかない、離れれば、もう道は全然分からなくなっている。19:30ついに全く暗くなり、ビバークすると告げられる、ビバークの準備はして行かなかったので、装備に心配はあるものの体力の限界に達していたので、とりあえずホットして、置いて行かれず良かったと思う。ビバークの準備もさることながらとにかく息を整えた。小屋泊まりの予定だったので、心配すると遺憾かと思って携帯電話はするが、ここは電波が通じないので諦める。幸い天気が良く星空で、夜露も降りなかったが、夜中は冷えた。都会の夜は蒸し暑いだろうに、冷えて、冷えて眠れない、本当に別世界の夜を過ごしました。翌朝は4:30に起床、5:00出発。ビバークした場所は木賊山山頂2480mの手前、高度差で50-60m程度下だったらしく、まもなく木賊山頂上にたどり着く。お2人によれば、沢登とはこんなもので、道なんかは充てにしないものだそうだ。でも、省みれば両門滝付近であったはずの道を外れている、その道だと木賊山には行かずに甲武信小屋の直下に出たはずである、またまた省みれば山岳会とは無理な登り方をするものだとも言える。
2002年7月28日(日)晴:甲武信小屋(6:15)―近丸新道入口(6:40)―西沢渓谷分岐戻り(8:50)―駐車場戻り(9:20)
2022年6月30日_八島湿原
2022年6月30日_車山
2000年7月20日
東沢渓谷には4回チャレンジしていますが、あまり正確な記録がのこっていません。毎年7月の梅雨明け頃になると水が恋しくなり、沢に入るようになった。天気の良い時に沢を遡行して素足に水の感覚を感じるのは何ともすがすがしい。過去には西沢渓谷の不動小屋跡から入ろうとしたが道が壊れており退散、次には東沢の吊り橋付近から入り側路の終わりまで行ったが時間が足りなくなって退散、前回は魚止メノ滝付近まで行ったが天気が良かったのに昼雨がやってきて、急に増水し、腰ノ上まで水かさが増えたので恐ろしくなって退散、となかなか手ごわい。