2004年7月31日(土)晴:鑓温泉5:45−8:45鑓ケ岳への分岐―鑓ケ岳2903m−(杓子岳)―12:45白馬山荘―白馬岳2932m―三国境2751m―15:30雪倉岳避難小屋(2400m)泊、朝から元気に歩く、朝からたっぷり温泉に浸かったが大丈夫そうだ、昨日の疲れも取れ、高所順応も大丈夫。やはり山に入って最初の日は体が動かないので無理しなくて良かったと思う。今日はひたすら登る、高山の冷気を楽しみながら、お花畑を楽しみながら、青い空のわずかな筋雲を時たま眺めながら、鑓ヶ岳から杓子岳を迂回して、白馬山荘に12:00までに着きました。もう少し早ければ祖母谷(ばばだに)温泉へのコースを考えていたのだが、ここから8時間の行程は無理なので、翌日は朝日岳―蓮華温泉コースに変更する。明日の行程を考えると白馬山荘泊りでは時間が無理なので、雪倉岳の避難小屋まで行くことにする。それではと言うことで白馬山荘へ食料の調達のために売店を探すが、無い。高級なレストランはあってもカップラーメンも売っていない、結局レストラン側の土産物売り場で買えたのが乾燥したミソパン1袋だけ。立派なレストランがある山荘なので、売店もあるだろうと期待していたのが、ここに宿泊する人は土産ものしか買わないらしい。雪倉岳避難小屋に着いたのは15:30頃、小屋の中には既に6人、4組の方が場を占めており、丁寧にご挨拶し場所を1人分空けていただく。避難小屋泊りの方は、皆さんテントを持っており、テントよりは避難小屋の方が居心地がいい場合は利用するので、山小屋には、あまり泊まらずに山行するのが好きな方々が多いようでした。小屋の中では寝るまでにはまだ大分時間があったのでテン場(テント場)情報の交換を致しました。しかし夕方の5時ごろなって、なんと避難小屋監視員が2人連れでやってきて、「ここは避難小屋ですから宿泊に使わないでください。」ときつく注意を受けました。避難小屋泊りの方々は、私も含めて皆が寡黙になり、ひたすら注意を聞いていた次第でした。もっとも監視員も避難小屋泊りになりましたので、場所を2人分お譲り致しました。翌朝も出発する時にも注意があり、この避難小屋を宿泊用に今後は使わないようにとの事でした。 2004年8月1日(日)晴:避難小屋4:40―5:20雪倉岳6:10−10:20朝日岳10:50―17:30蓮華温泉19:00―20:30糸井川―23:30東京、雪倉岳―朝日岳のコースは花が咲き乱れ、気持ちの良い尾根歩きのコースです。雪倉岳では、また日の出を撮影しました。朝日岳も登りがきついが、花の種類も多くきれいな山です。またアプローチが長く、蓮華温泉までが大変でした。朝日岳からの長い下りで休憩時間を取り過ぎ、それから急いで下ったのですが五輪尾根、五輪高原からが長い下りはになっており、沢に出てからも、橋が流されて場所が移動してたりで道が分かりずらくて手間取りました。蓮華温泉の終バス16:00は十分意識していたのですが着いたのは17:30で全然間に合いませんでした。途中での休憩、昼寝で思わずに時間が遅くなり、最後はようやくの思いで蓮華温泉までたどり着きました。もう松本経由の電車はありませんでしたのでタクシーで糸魚川まで行き、上越経由の直江津なで行き、上越新幹線に乗り換えて東京まで、なんとかこの日の内に戻ることができました。それでも蓮華温泉の小屋からタクシーを呼んで貰うまでの時間がありましたので、蓮華温泉には浸り、汗を流すことだけはできました。 |