千枚岳ー荒川岳ー中岳ー小赤石岳ー赤石岳ー富士見平
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2010年9月7-10日、楽しみにしていた南アルプスの荒川岳ー赤石岳の縦走に行きました。9月の3連休前までは山小屋が営業しているだろうし、天気も好天が期待できたので出かけましたが、予想に通りにはいかないもので今年は進路を変えて東海地方を直撃した台風9号に見舞われ千枚岳のテン場で台風の最中を停滞する。このため予定では聖岳、茶臼岳まで足を延ばすつもりが達成せず赤石岳の避難小屋で一泊し椹島に下りました。昨年南アに来た時は東海地震に見舞われコースを北岳に変えた事を思えば、今回は登れただけでも良しとすべきかと思うが嵐の中のテントでの停滞は疲れが残ります。 南アの山は奥が深い。初日の椹島ー千枚小屋への登りが8時間、荷物が重いので歩きが遅いこともこともあるが登りだけで一日かかります。第2日は台風で停滞。第3日は台風一過と言う訳ににいかず霧と小雨で雲が厚く垂れこめる中を出発。千枚岳(2880m)、丸山(3032m)を通過する頃は五里霧中で何も見えない、途中で先行していた登山者に会い挨拶を交わしたら、道を間違え戻ってきたようで、間違いに気がついて方向転換したが、その方は荷物が少ないせいか再び霧の中へと先行してしまった。荒川岳(別名悪沢岳又は東岳、3141m)を過ぎるころから晴れだし、ようやくこれから行く山稜がが望めるようになり快適な尾根歩きになる。それから中岳(3083m)−荒川小屋ー大聖寺平ー小赤石岳(3081m)-赤石岳(3120m)と連なる3000m峰を越えて行きましたが、時間的に無理なので聖岳方面は諦めて赤石岳避難小屋に宿泊し、翌日は椹島に下山するコースにする。第4日は朝から晴天で富士山のある東から昇る日出が荘厳でした。その前の晩の赤石岳山頂から見る星空は天の川まではっきりと見え眺めは飽きないのですがシーズン的には少し涼しくなって来ていました。南アは雄大ですが、どちらかと言えば景観の変化が少なく、行程が飽きるほどに長い。赤石岳の下りも7時間かかり、温泉に入っている余裕もなくその日の内に帰宅しました。 |
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登山シーズンに行ったので山小屋と避難小屋は全て営業しており、今回宿泊した赤石岳避難小屋も3年ほど前に再建されたようで綺麗な小屋で管理人がおりレトルトですが食事も用意してくれました。避難小屋は水場が無いので水を用意してゆくのが肝要です。もちろん自炊もできます。ここの宿泊の領収書を見せると東海パルプが運用しているシャトルバスに無料で乗せてくれます。行きは井川観光協会のバスに乗り3000円を払いそれ相当の小屋の宿泊代に使えるのですが、適用できるのは井川観光協会の運営する聖小屋、茶臼小屋にしか使えず、状況は知っていたので聖小屋に泊まるつもりでしたが台風で予定が狂い使えませんでした。有効期限が無いようですので来年以降の何時か使おうと思っています。 東京方面から畑薙第一ダムの駐車場までは奈良田近くの雨畑湖からの井川林道で行きましたが、舗装された良い林道なのですが42kmと長く落石が多く高度2000mもあるので霧が多いので明るいうちに通行するようにしています。南アルプス南部の登山情報
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