2023年6月7日 鳥取市に宿泊し、鳥取城跡と鳥取砂丘を観光しました。鳥取県は広いのですが人口が40万人と東京都板橋区とほぼ同じで、そのうち20万人が鳥取市に住んでいます。 鳥取城跡に行きました。久松山の山麓を利用し、平山城として整備された山下ノ丸(さんげのまる)は、鳥取藩32万石の居城だったころの面影を今に伝えています。また仁風閣や県立博物館など近代以降の都市の記憶も残っています。一方、久松山の山頂に広がる山上ノ丸(さんじょうのまる)は、山城としての高い防御性と眺めの良さを兼ね備えた戦国時代から江戸時代初めの姿を今に伝えています。険しい山登りの末、天守のあった頂に立てば「日本にかくれなき名山」と称された理由が実感できます。また、東には、兵糧攻めに際し、羽柴秀吉が本陣を構えた本陣山を、鳥取城を守った吉川経家が見たであろう姿のまま、今も望むことができます。 鳥取砂丘はどこまでも続く砂の世界、そのスケール感に圧倒されます。一番の見どころは高さ47mの壮大な砂の丘「馬の背」。急斜面を登りきると目の前には日本海が広がり、はるか遠くの海岸線まで見渡すことができます。砂と風が織りなす圧巻の光景。訪れる季節や時間帯によってもさまざまな表情を見ることができるのも鳥取砂丘ならではの魅力です。 鳥取市観光サイト |