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2020年5月28日 新型コロナウィルスが蔓延していて人との接触を避けるため外出もままならぬ日々が続いています。さりとてじっとしている訳にもゆきませんので近くを流れている川沿いに毎日2時間以上、10000歩以上を目標に歩き回っています。玉川上水緑道は明大前が公園緑道になっていて自転車が無料で止められるので、大変お世話になっています。この際ですので多摩川の羽村取水口まで歩きました。明大前ー三鷹、三鷹ー国分寺、国分寺ー玉川上水駅、玉川上水駅ー福生。毎日10kmぐらい、2時間ほど歩いて緑道歩きを堪能しました。笹塚ー新宿ー四谷は以前に歩きましたので、全長43kmを歩いたことになります。春先でしたら桜並木が見事だろうと思いました。 玉川上水は、かつて江戸市中へ飲料水を供給していた上水であり、江戸の六上水の一つです。多摩川の羽村から四谷までの全長43kmが1653年に築かれました。一部区間は、現在でも東京都水道局の現役の水道施設として活用されています。 羽村取水堰で多摩川から取水し、武蔵野台地を東流し、現在の四谷四丁目交差点付近の四谷大木戸に付設された「水番所」(水番屋)を経て市中へと分配されていた。羽村から大木戸までの約43キロメートルはすべて露天掘りで、水番所以下は木樋や石樋を用いた地下水道である。羽村から四谷大木戸までの本線は武蔵野台地の尾根筋を選んで引かれているほか、大規模な分水路もおおむね武蔵野台地内の河川の分水嶺を選んで引かれている。1722年(享保7年)以降の新田開発によって、野火止用水や千川上水など多くの分水(用水路)が開削されて武蔵野の農地へも水を供給し、農業生産にも大いに貢献した。 |
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