| 2018年9月5日 大相撲9月場所が始まり稀勢の里の復活なるかが気になるところですが、この日は相撲について勉強するのも良いかと思って歴史を見学に行きました。まず行ったのは両国国技館と隣接する安田庭園、相撲博物館、ここでは双葉山没後50周年の記念展示をしていました。次に行ったのは両国駅近くの回向院、ここの境内には土俵が作られ江戸時代に社会事業のための寄付相撲、いわゆる勧進相撲が年2回開催されていたそうで、力塚などの石碑が立ち並んでいました。明治42年に同じ境内に国技館が建立されるまで76年間続いたそうです。次には富岡八幡宮に行きました。ここは江戸時代に最大の八幡宮で1684年に初めて勧進相撲が行われ大相撲発症の神社として知られ横綱碑、大関碑のどの多くの石碑が並んでいました。今でも新横砂誕生の折には奉納土俵入りが行われ、最近では稀勢の里が奉納して、石碑に刻名されていました。次に深川江戸資料館に行き、大横綱大鵬の相撲部屋が近いことから、記念展示がされていました。ここでは江戸の街並みが保存・展示されており、江戸の町民の生活ぶりが偲ばれました。大相撲は見学したことはありませんが、いろいろ勉強しましたので充分満足しました。相撲協会は公益財団法人に認定されていますが、このような江戸時代からの日本の文化を継承していることが公益に値するとされているようです。
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