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2014年9月22日 金刀比羅宮(ことひらぐう)は香川県象頭山中腹
に鎮座する神道の神社であって、宗教法人金刀
比羅山本教の本部、全国の金刀比羅神社・琴平
神社・金毘羅神社の総本部になっている。明治維
新で神仏分離がなされる前は真言宗の象頭山松
尾寺金光院であり、神仏習合で象頭山金毘羅大
権現と呼ばれていた。海上交通の守り神として中
世代から信仰されており、江戸時代には全国で金
毘羅参りが盛んに行われ、伊勢神宮のお蔭参り
に次ぐ人気がありました。参道の石段は奥社まで
の登ると1368段有りますが、本宮までであっても
785段(以前は786段有ったようですが、この数が
「なやむ」になるので、1段減らしたのだそうで
す。)有りました。本宮には神馬が飼われており、
神事には真っ先に参加するそうです。海の守神な
ので、堀江健一さんが太平洋一人横断に使った
ソーラーボートが奉納・展示されていました。歴代
の奉納金も莫大らしく、大きな看板石に一本との
表示と奉納者の名前が刻まれて、ずらと並んでい
ましたが、一本とは一千万の奉納の意味のようで
す。森の石松の金刀比羅参りは有名ですが、この
とき奉納された刀は宝物殿に収納されているよう
でそいたが見物しませんでした。石松も785段の
石段をのぼったかと思うと何か懐かしい気がしま
したが、実は途中の重要文化財の旭社を本堂と
誤り、ここへの参拝だけで帰ったと伝えられていま
す。
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