2010年4月29日 至仏山のスキーツアーに行ってきました。天候は晴れですが昼前に一時の雨予報でした。途中の鳩待峠から登りまでは快適でしたが、小至仏の長いトラバースにかかる頃から天候が悪化して、下の谷側がぜんぜん見えず、行き先も見えずで視界は5〜10m程度、おかげでトラバースの傾斜も目に入らず恐怖感は感じられない。至仏山頂についても状況は変わらずで、霰混じりの雨と強風で寒さがつのってくる。予報では、この後天候は回復するはずであるが、待ち切れずに滑降を始める。下り始めても、まったく見えないので、ひたすらコケないように山の鼻を目指して滑るよりないのです、標識の無い雪山ですので、方角を確かめながらガイドの案内に従い降りるのですが、どうも左にそれてしまいカジカ沢に行きかけ、途中で方向修正してトラバース気味に山の鼻に向かう。途中の樹林帯に入り始めた頃から天候が回復し、それからは快適な滑りが楽しめました。 お世話になったのは尾瀬宿「いさ」のご主人萩原さん、ガイドをしていただきましたが、冬場は鹿、猪を追って尾瀬の山に入るそうです。 |