人は何故ものを食べるのか食欲は胃でなくて脳が調節します。日常の食物の摂取は食欲に従う。食欲は空腹のときにおこるが、これは脳の視床下部にある空腹中枢、満腹中枢でコントロールされている。血液中の血糖値が下がると、空腹を感じ、食事をとって血糖値が上昇すると満腹中枢が食欲を止める働きをする。 「おいしい」とは、味だけでなく、香りや食感などの五感が関連している。食べ物そのもの以外に、使用する食器、食べる環境、さらに対話などの精神的要因、美味しく食べる演出なども重要になる。食欲に関する五感とは、 1、味覚、----甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5基本味、さらに辛味、渋味、えぐ味などがある。 2、嗅覚、----香り(アロマ)は食物を口に入れる前に感じる。口に入れてから鼻に抜ける香りもある。フレーバー(flavor)は口に入れたとき感じる香や味、食感などの総合した感覚をいう。 3、触感、----歯触り、舌触り、温感覚(熱い、ぬるい、冷たい)、間接的な感覚(食器の手触り、食卓の手触り) 4、視覚、ーーーー外観(色、形、大きさ、つや、きめ)、盛り付け 5、聴覚、----音(食べたときの歯切れ音、要理の音)、会話、BGM 人間は空腹でなくても食欲を感じる。一般的には、生物に必要な栄養を満たそうとする栄養要求、体の要求が食欲となる。それに環境、地域、文化、歴史などの社会的状況で醸成される嗜好が食欲に影響を与え、お茶、コーヒーとかいった風味も影響を与える。 肥満を防ぐ食事(厚生労働省HPの抜粋)1日に必要なエネルギーとは。標準体重((kg)X標準体重1kg当たりに必要なエネルギーになります。私の場合は、平均体重63kg、軽労作(デスクワーク主な人、主婦)に必要な標準体重1kg当たりに必要なエネルギーは25〜30kcalを適用すると、1600〜1900kcalになります。これは厚生労働省の指針ですが、一般的に言われている、活動量の低い男性、高齢者、女性に必要な1日に摂取が必要なエネルギー2000〜2400kcalに比べると少ないような気がします。先に示された数字のカロリーは肥満になった時の摂取エネルギーであって、消費エネルギーより少なくなることになるので、量が少なくて不満な場合は野菜を多くし、揚げものなどの油を使うものは回数を少なくするなどで、これを守るためには食事のバランスを考えたメニューが必要なようです。 エネルギーをとりすぎている人に良くあるのは、 1、食べる量が多すぎる。 2、間食や酒のエネルギーを計算に入れていない。 食べすぎるのは家族での食事で、普通と思って食べてしまうことが多いようです。自分に合ったエネルギー量を料理ブックで見て、注目することが肝要のようです。早食いも食べる量が多くなる要因のようです。 間食・ジュース、お酒などのエネルギーを計算に入れる必要もありそうです。 和食、親子丼、うな丼、幕の内弁当は約750kcal、すし、鍋焼きうどんは約550kcal、焼き魚、刺身は約100kcalだそうです。ご飯は330kcal。 洋食、カレーライスは約1000kcal、スパゲティは約800kcal、ビーやステーキやハンバーグセットは約700kcal、サンドイッチは約500kcal、パン(2個、60g)は190kcal。 中華、中華丼、天津丼は約800kcal、焼きそばは700kcal、ラーメンは約450kcal、マーボ豆腐は270kcal。 お酒、ビール大ジョッキは320kcal、ビール雑種350ccは150kcal、日本酒1合は185kcal、 間食,ショートケーキは250kcal、アンパンは400kcal、牛乳1合は135kcal、ジュース1合は約100kcal。 我が家の味が大体決まってきたような気がしている。漬物、サラダ、味噌汁は毎朝作って、その度に色々の作り方をしたが、だんだんに家族の好み合う作り方に合わせるようになって、これが我が家の味かなと思うようになった。漬物は塩漬けとキムチ漬けを浅漬けで作っている。使う野菜は冬は蕪と白菜、夏は胡瓜と茄子、キャベツが多いようだ。サラダはレタスとキャベツの塩もみがコールスローとして軽い酢味が好みに合っているようだ。毎朝作るがトッピングはその都度変えるようにしている。味噌汁はワカメを使い、もうひとつ白菜、ほうれん草、大根などを付けた足している。味噌は白味噌と赤味噌を交互に使っている。これが家族の好みに合っているようです。 |